【勉強会】第1回 Google来襲:福岡ゲーム業界向けクラウド勉強会@サイバーコネクトツー
Googleの方が福岡に来られて開催されていた勉強会に参加してきました
所感
長かった、2時間の予定が2時間30分。間に特に休憩もなし。体力は無いほうなので途中で集中力が切れました。時間配分を間違えていた感じが否めない。
内容は全体的な話としては既知の事柄が多かったです。福岡でこういった話をするのは初めての様で、誰でも分かるような内容になったのではないかなと。次回以降はもっと詳細な内容になっていくのかな?
無料の勉強会なので特に大きな不満は無いです。むしろこういった機会が増えて行ってくれることに期待。
内容
いまは「ディープラーニング」に注目しているそうです
google翻訳の精度向上は過去10年分の改変を9ヶ月で達成したそうな
GoogleやFacebookが注目するディープラーニング(深層学習)についてまとめてみた - NAVER まとめ
Google のカルチャーと働き方
エンジニアは何を考えて仕事をしているのか
会社はどう支えているのか
- イノベーションを維持するための4つの制度
- カルチャー
<やること>
はじめから完璧を求めない
不可能と決めつけ無い
ユーザーに焦点を絞る
共有はアイデアを生む
データをもとに考える
<やらないこと>
投資対効果主導な判断
ニッチなソリューション
市場規模、想定シェアを前提とした製品企画
- ファシリティー
緻密にコニュニケーションが取れるような作りになっている
チームと個人のエリアは決められている
リラックスは別の場所がある
- 制度・プロセス
TGIF(Thank God. It's Friday)
毎週金曜日の5時からのねぎらい会。トップを含めた全社員がビールやワインを飲みながら交流する
20% rule
週1日ないしは月に4~5日。就業時間の20%を使って会社と社会をよくするためであれば個人的に好きなテーマに割いてもよい。よいじゃなくて割かなければならないとかいう話も聞いたり聞かなかったり。
なかなか実施は難しく、人によってはその影響で労働時間は200%になることもあるとか。
Eat your own dog food
ないモノは自分たちで作り出し、自分たちで作ったものを使ってみる
外部に出す前に社内レビューに晒される。
社員はGoogleの製品が好きだから厳しい意見が出る
Peer Bonus
なにかいいことをした場合、同僚はその社員にピアボーナスを付加する
次の給料が150ドル上乗せされる
- ツール
必要な道具は自分たちで作る
コミュニケーションとG Suite
営業の販売するものの主力が「G Suite」と「広告」なのかと感じた
「メール」ではなく、「働き方を改革」するもの
無償でも機能的には使用可能だが、クラウドに保持しているデータの扱いが異なるそうな
有償ならサポートも手厚いし補償もあるが、無償のデータは機械学習の肥やしになる
Google Cloud Platform (GCP)とゲームインフラ
東京リージョンができたのでレイテンシも気にならなくなってきた
- サーバーレス
Google App Engine
Cloud Fucntions
Firebase(mBaaS)
Apigee(統合API管理ソリューション)
- 分析
BigQuery
- 他社のサービスと比べて遜色ない
詳細な比較は不明だが、概ね類似サービスはある
- 安い
使えば使うほど安くなる。1ヶ月立ち上げっぱなしなら翌月30%オフ
80%オフの24時間限定のインスタンスとかある
- その他メモ
モニタリング系の SaaS
Stackdriver | Google Cloud Platform
地球規模のデータベース「Spanner」
このあたりの資料を見るといい
Etsuji Nakai, Cloud solutions architect at Google | SlideShare
個人メモ
今回のアジェンダとは違うんだけれど気になったところ
- Google スライド
プレゼンの時にQ&A用の短縮URLを出していました。結構便利そう
帰ってから調べてみたら、プレゼンター表示でセッションを開始するとQ&Aを受け付けられる
URLは短縮でプレゼンの上部に表示される
Google Slides: Ask Questions DURING a Presentation - Teacher Tech
権限設定がセル単位で可能
ファイル単位でしか設定したことが無かったので目からウロコでした。