「何故自らの業務を効率化しないのか?」について考える
こんなまとめがあってちょっと考えさせられたので
思ったことをまとめてみる
togetter.com
ここで書かれていたこと
「社員は何故自らの業務を効率化しないのか?」
効率化の報酬が労働だから
- 改善して効率化した結果は「空いた時間」に他作業を詰め込まれる
- 効率化しても、労働者としての生産性(報酬/労働量)が上がるわけじゃない
- 効率化は労働者のためでなく経営者のためにさせられている
非効率な方が賃金が高くなることも
仕事が増えるだけならまだしも...
- 「報酬が労働」ならまだしも「報酬が解雇または異動」になる可能性すらある
- 下手に効率化すると『上司に確認を取らず勝手にやり方を変えた』として評価を下げられる
- 効率化のノウハウに上司がついてこれないと、むしろ処罰を受ける
早く終わらせて帰れるなら良いのにな...
- 仕事増やされるだけ
- 効率化するメリットが労働者側に存在しない
- 仕事が早い人たちが、仕事が早く終わったことを秘密にして目一杯期間を使用してしまう
- 効率化の報酬は実質的な休みなので結構機能してる
- 早く終わらせた分だけ早く帰れるって会社なら毎日全力出す
- 在宅勤務中心になると効率化するインセンティブが発生するので、ガンガン(個人レベルの)効率化が進んでる気がする
考察
効率化が行われない理由
- 効率化の恩恵が無い
- 下手をすると逆にマイナス効果
とにかくやる価値が無いと思われているのが原因と考える
どうやったら効率化は実施されるのか
- 明示的なインセンティブを設定する
- 早く帰れる(1日の仕事量を決めて、早く終わったら帰れる)
- 報酬が増える(量に対する報酬設計)
- 目に見える評価に繋がる(評価制度次第だが微妙)
効率化の恩恵が目に見えて得られることが大事
将来的な恩恵のような体感しづらいものはよくない
自分の効率化の為にやること
- 自分の中でインセンティブを設定する
- 時間あたりで働く時の業務の効率化の成果は表に出さない
- 効率化した分、自分の学習時間などを挟んで自己研鑽をする
- 日々の業務を毎日少しだけ効率化することを考える(1日1個の効率化検討)
- 1日1分短縮出来たら、1回行うだけでも 1年で 20(日/月) * 12(ヶ月) = 240分 = 4時間
- 毎日1日1%短縮出来たら、1年で34倍の仕事量ができるようになる
10日 110%
100日 270%
200日 731%
365日 3454%
効率化を続けることの成果は大きいので日々気にしていきたい